冥福を祈って四国遍路へ 昭和九年の四月、姉の一周忌を済ませた義兄は、私より一歳年下の小学六年生の長女(私にとっては姪)を連れて、妻の冥福を祈るために四国遍路に出るということで、母と私も同行することとなった。 当時四国八十八ヶ所全部を歩いて巡…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。